HDヒュンダイグローバルサービス、LNG船向け5,000万ドル受注を獲得

URLがコピーされました。

ソウル、6月9日（聯合） - 韓国の船舶サービスプロバイダーHD現代グローバルサービスは金曜日、ノルウェーの荷主から液化天然ガス（LNG）運搬船の再液化のため5,000万米ドルを受注したと発表した。

造船・石油精製・機械複合企業HDヒュンダイの一部門であるHDヒュンダイ・グローバルサービス社によると、この契約では、クールコとしても知られるクール・カンパニー・リミテッドが運航する5隻のLNG船に再液化システムを設置することが求められているという。

HD現代グローバルサービスは、再液化装置の設計からLNG船への搭載までの全工程を担当すると発表した。

これは韓国企業による初めてのLNG船再液化受注となると付け加えた。

通常、LNGは断熱タンクに極低温の液体として積み込まれて保管・輸送されますが、微量の温度上昇が起こり、積荷のLNGが沸点に達すると蒸発してしまう「ボイルオフ」と呼ばれる現象が発生します。

ボイルオフガス（BOG）は燃料として消費されたり、大気中に放出されたり、貨物タンクの圧力を一定に保つために強制的に燃焼されたりするため、温室効果ガスが排出されます。

HD現代グローバルサービスは、同社の再液化システムはBOGを液化して貨物タンクに戻すソリューションを提供し、LNG貨物の損失と二酸化炭素排出量の削減に役立つと述べた。

CoolCo は、再液化プロジェクトにより、船舶あたりの炭素排出量が年間 7,000 トン削減されると予想しました。

HD現代グローバルサービスは、現在、再液化システムを備えていない約100隻のLNG船が世界中で運航していることから、さらなる受注獲得に向けた努力を強化すると述べた。

（終わり）